こんにちは、おぐだい(@ogudai0814)です。今回は「ワンクリック解除」について説明します。せどりを行っていて、Amazonで出品されている方なら1度は聞いたことがある言葉でしょう。だけどよくわからない、そもそも聞いたことがないよ、という方はぜひ最後までご覧ください。
この記事をご覧いただくことで、今まで諦めていたメーカー・ブランドの利益商品が仕入れ対象になったり、仕入先の店舗で出品制限を解除して利益商品を回収できるようになります。
目次
Amazon出品制限・規制とは...
出品規制とは、Amazonに商品を出品する際に、非正規ルートで入手した商品や偽造品が出回ることで下記のような問題が発生することを回避するために存在しています。
- メーカーの品質低下やブランドイメージ低下
- Amazonの社会的信用の低下
出品制限がかけられているカテゴリーやブランドもアカウントによってはまちまちではありますが、特にAmazonセラーアカウントを取得したばかりの若いアカウントほど制限がかけられています。
また、出品制限は新品コンディションの商品にかけられていることが多いのも特徴です。
この出品制限というのは、Amazonという圧倒的な販売プラットフォームを利用する際に、出品者に課せられた独自のルールと言えますね。他のネット販路にはヤフオク、eBayといったオークションサイトや、メルカリ、ラクマ、PayPayフリマといったフリマサイトが挙げられますが、
いずれも「~製の商品は申請しないと出品できません」といったルールは無いはずです。しかし、こういった制限がかけられている商品は、大手メーカーや有名ブランド品であることが多く、出品申請を通すことで大幅な収益アップが見込めます。
出品制限・規制の解除方法とながれ
- ワンクリック解除をやってみる(←今回の内容)
- Amazonが定める基準を満たす請求書を提出
初めて仕入れる商品やブランド品は、セラーセントラルのwebページやアプリから出品制限がかけられていないか確認しましょう。ここで、制限がかけられていた場合は、これから解説する手順に沿って出品申請を行ってみましょう。
今回は、店舗仕入れでその場で制限解除することを想定し、セラーセントラルアプリの画面で解説します。webのセラーセントラルでも同様の手順でワンクリック解除できますのでご参考ください。
【画像解説】ワンクリック解除の具体的な手順
- セラーセントラルアプリを開いて商品を検索する。①のカメラマークか、②「商品登録」をタップして次に表示される画面で商品を検索することができる。今回は手元に商品がなかったので、②の「商品登録」でキーワード検索をかけています。
2. 下のような画面が表示されるので、検索窓にJANコードなどを入力する。(今回は「DOVE」と入力して検索した)
出品したい商品に出品制限がかけられていないか確認する。「Requires Approval」と表示されている商品には出品制限がかけられている。今回はこの出品制限がかけられている商品を出品したいものとして、ワンクリック解除を試みる。下の赤枠の部分をタップして次の画面へ。
3. 商品画像中央のの鍵マーク部分をタップする。
3. 「出品許可を申請する」と表示されるのでこれをタップ。
4. 申請が通って制限解除されると、下の画像1枚目のような画面が表示され、申請が通らずに棄却されると2枚目のような画像が表示される。(2枚目の画像はサンプルとして別ブランドの商品をワンクリック解除してみた結果です。)
以上がワンクリック解除の手順です。これだけです。ワンクリック解除されなかった場合の対策方法は後述します。
補足・お得情報
ワンクリック解除しやすいタイミングがある
私、おぐだい(@ogudai0814)が以前Twitterに投稿したものに以下のようなツイートがあります。2020年8月、ワンクリック解除がしやすいという時期があったので、片っ端から解除していった結果です。
このように、一時的にAmazonの出品申請が通りやすい時期があります。私のTwitterではこのようなせどりに関する旬なツイートも発信していますので、よろしければフォローをお願いします!!
まとめて一気にワンクリック解除する方法
実は、今まで出品申請を行った履歴がAmazonセラーセントラルに残っています。この履歴の一覧から再度申請を行えるので手元に商品を用意したりネットからJANコードなどを拾ってくる必要がありません。
「カタログ」>「出品申請を表示」で下記のような画面が表示される。ここから再度出品申請にチャレンジできます。
ワンクリック解除できなかった場合は…
今回ご紹介したワンクリック解除ですが、解除できない場合も多々あります。解除できなかった場合は、請求書発行を行って後日出品申請して解除して行くこととなります。
ちなみに、パナソニックやソニーといった超有力メーカー・ブランドはこの請求書を提出して制限解除する場合がほとんどです。ワンクリック解除よりも、さらに売れ行き・利益率の良い商品が多くあります。請求書発行して制限解除する方法も紹介していますので、下記記事を見てジャンジャン解除していきましょう!
【2020年最新版】Amazon出品制限・規制の解除方法 ~ビックカメラ.comの請求書で出品申請編
まとめ
いかがでしたか。今回は2020年最新版ということで、ワンクリック解除でAmazon出品制限・規制の解除方法をご紹介しました。文章にすると長く難しそうに見えますが、一度やってみると実にかんたんであることがわかると思います。
特に初心者のうちは、初めて仕入れる商品はセラーセントラルでAmazonに出品できるかどうか確認することが必須ですが、これに一手間加えるだけで出先の店舗でその場で仕入れることができるようになります。
なにより、無料で解除できるのでやらない理由はないですよね!解除できなくても、販売実績が積み上がってくると解除できることもあるので時々ワンクリック解除していくと良いですよ!